花嫁修業は多少は役に立つけど・・・

今の時代、結婚するのにあまり必要がないと思います

花嫁修業というよりは、結婚しても自分らしい趣味をかじって結婚前に自分に投資しておくなら

一生役に立つと思います

実は、私は結婚してみて、すごく後悔したことがありました。

料理・・・

私自身、両親は食堂の自営業で夕飯時は両親が忙しいのもあり

小学校高学年より、年の半分以上は留守番しながら

自己流のお料理を作ってました

鳥の煮物とか、得意料理でした。

中学校、高校に進むにつれ

いろんな料理に挑戦し

冷蔵庫の材料をみて、作れる程度になったんです。

だから、ぱっぱっって作るのは得意でした

でも、親と一緒に作る時間は残念なことにあまりなかったので

基礎もなく自己流の適当な…自己満足の世界だったようなきがします。

そして、その流れで２６歳に結婚したんです。

でも、まず最初に困ったことは

お料理でした・・・

得意だったのに・・・

結婚したら・・・

ががが?????ん

って感じで

胃潰瘍になったくらいですよ

まあ、旦那さまが手厳しいのもあるんですけどね

私、麻ぼー豆腐やら・・・煮物やら、パスタも天婦羅も上手なのに・・・

朝食が粗末だったもので・・・

言い訳すれば、親の商売の都合で夜にボリュームがあって栄養面は良すぎたんですが・・・

朝食系が苦手だったんです

魚を焼く、たらのこを半焼きする

ぜんぜん、知らない分野で・・・

そして、夕飯も

お嫁にきていらい

この仕事終わるのが２２時ですから

当初２２時から夕飯を作る・・・

しかも１５分以内で作る

事が出来ないと、怒られて・・・

そんな感じで・・・

子供ができるまでは、仕事をしながら

地獄の新婚生活でした・・・

もちろん、楽しいこともありましたけどね

得意のはずだった料理が、食堂の娘として期待された割に

何にも役に立たなかったことは

自信喪失になりました

私は何にもできないんだなって

結婚前に結婚後の状況はまったく見えず

それに向けての修行が役に立つかどうか・・・

してみないとわからないものです

もちろん、私は結婚してから

いちから勉強です

朝食系だけでなく、お盆のお料理、お正月のお雑煮、おせち・・・全部・・・

夫と、夫の両親にしごかれて

今にいたります

新婚当初から書いていた、お料理のノートは真っ黒になってますが

結婚してから覚えた、丸山家のレシピがいっぱい詰まってますから

今では、私の経験とともに宝になってます

今の私は、冷蔵庫の材料だけでも、朝食はもちろん、なんでも一通り

できます

結婚して学ぶことが、花嫁修業だってわかりました

 

 

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